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女ざかりの恋の音色は
第9章 誰にも見せたくない
理志はシャツの中に両手を突っ込むと、ブラをずり降ろし直に芙実の胸をムニムニと揉む。

「理志さん、ほんとにやめ・・・・・・・あっ!」

胸の先端をキュ、と摘まれ思わず声が出る。

クリクリ、スリスリと刺激され芙実は拳で口を抑えて声を出さないよう耐える。

「~~~~~~~ッ!」

理志の舌が首筋を這い、耳たぶを愛撫する。

「芙実の欲情してる顔、みんなに見られちゃったなぁ」

耳たぶを口に含んでゆっくりと離す。チュプ・・・・・と音が立ち、芙実の背中にぞくぞくしたものが走り背中をわずかに反らせた。

それに合わせて理志が乳首を摘んで引っ張る。

「ッッ!!」
「見ていいの、俺だけでしょ?」

理志の右手が芙実の足を開き、そのまま下着の中に入っていく。

芙実は理志の手を掴んだ。

「ま、まって!」

芙実は首を回して理志を見た。

「どこか・・・・・・別のところでしませんか?」
「こういうの、したかったんじゃないの?」

理志は芙実の唇にキスした。

芙実は言われて、今この状況を妄想日記に書いていたことを思い出した。

「も、もう見ないって約束したのに・・・・・・!」
「見てないよ。最初に全部読んだ」
「!!」

理志のゴツい中指がヌル・・・・・と割れ目に入り込む。

「一回イかせたら止めるから」
「・・・・・・ほんとに?」
「そのあと俺の家行って、いっぱいしよ」
「飲み会、いいの?」
「そんなのどうでもいいよ」

理志はショーツを脱がせると、昼間の続きという風に、左手でくぱぁと割れ目を広げると濡れた中指の腹でピンと張りつめたクリトリスをクリクリと弄り始める。

「ん・・・・・ッッ!」
「あれからずっとこんな硬くしてたの?これで仕事ちゃんとできました?」

理志のからかうような囁きに理性が飛んでしまった。

「あッ!ご、ごめんなさい・・・・・・・!」
「ほんとは早くこうして欲しかったんでしょ?」
「して・・・・・・欲しかった・・・・・・・」

妄想が現実になってしまった。
いつも働くオフィスの片隅でこんなことをしている自分が信じられなかった。

芙実の興奮とは正反対に、理志は落ち着いて指を動かしている。

ヌル・・・・・・・ヌル・・・・・・・クリ・・・・・・・・

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・・・」
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