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女ざかりの恋の音色は
第9章 誰にも見せたくない
理志が芙実の顔を自分の方に向かせてキスをする。
余韻が残った下半身に理志の硬いものが当たっている。

入れてほしくて奥の方が疼いている。

早く別のところに移動して続きがしたいなと思っていると、理志がスーツの内ポケットからコンドームを取り出した。

膝の上の芙実の身体をずらして、ベルトを外してペニスを取り出すと慣れた手つきでコンドームをつける。

「えっ」

抵抗を見せる芙実を無視して、芙実の身体を少し浮かせると、背面座位の体勢でおもむろに挿入した。

グプ!と音が立つ。

「あッッ!ま、待って・・・・・・!理志さんの家に行こうって・・・・・・!」
「『奥の方がキュンキュンして、今すぐ彼のアレでグリグリしてとおねだりした』」

理志が芙実がかつて書いた妄想日記の一部を暗唱した。

「な、なんで覚えてるんですかっ!」
「グリグリして欲しいでしょ?俺、グリグリしたいなぁ」
「~~~~~~ッ!!」

理志がズプ!と奥深くまでペニスを挿入する。

「はぅ・・・・・・ッ!」
「ほら、自分で動いて」

芙実は大きく開脚した足の間にある理志の膝に両手をついて、前後に腰を動かした。

「んッ!んんッ!」

奥まで理志のペニスが入り込んで、言われた通りグリグリと擦りつけるように動く。
あまりの気持ちよさに叫び声を上げそうだ。
芙実は唇を噛んで耐えた。

オフィスでセックスしているという背徳感で猛烈に興奮していた。
芙実はグッチュグッチュと音を立てて夢中になって腰を動かした。

じわじわと押し寄せていた快楽の波が大きな波と変化していく。

(すごい気持ちいい・・・・・・!もうだめ・・・・・・・!!)

「あーーーイキそう・・・・・」

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