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女ざかりの恋の音色は
第11章 恋の音色
芙実が恥ずかしそうに言った。

「・・・・・次は、ちゃんと出来そうな気がする」
「どういうこと?」
「今日はちょっと緊張しちゃって・・・・・準備不足もあったから・・・・・・」

理志は少し驚いて芙実を見た。もう二度としたくないと言われるかと思っていたからだ。

「無理しなくていいよ」
「ううん・・・・・・。私もしたいから・・・・・・。その、実は、もうどうやったら気持ちよくなるか把握しているので・・・・・・」

芙実はこれ以上ないくらい顔を真っ赤にしている。
恥ずかしながらも、芙実がこんなことを言うのは自分への愛情にほかならない。
理志はくすぶっていた嫉妬心がきれいに流れていくのを感じた。

「ほんとに勉強熱心だなぁ。そのエロさ、どこが最終地点なの?まだ先があるの?」
「さ、最終地点?わからないけど・・・・・・」

芙実が理志の顎に指でそっと触れる。

「まだ先があるなら、理志さんと行きたいなぁ・・・・・・」

芙実の黒い瞳が潤んで、理志への愛を溢れさせている。
理志のわずかに力を失っていたペニスがグンと再び強くなる。
理志は仰向けになって言った。

「・・・・・・上、乗って」

芙実はゆっくり起き上がると、理志の上に跨った。

理志のペニスを掴んでヌヌ・・・・・と自分の中に迎え入れる。

「・・・・・・・ッ!」

気持ちの高まりのあまり、いつもよりずっと気持ちよく感じる。
すぐに射精してしまいそうだった。

芙実はゆっくり腰を前後に動かし始める。

芙実とのセックスの真骨頂は騎乗位だと思う。
自分の気持ちいいところを熟知しているから、そこにあたるように自分で動いて、乱れ方もすごい。

ジュプ!ジュプ!と結合部分から音が立つ。

「うー・・・・気持ちいいよぉ・・・・・・」

ガンガンついてやりたくなるが我慢する。芙実は押し当ててグリグリと奥をこすりつけるのが好きだ。

「ああッ!いいッ!あたっちゃうッッ!ううッッ!!」

芙実は没頭して腰を前後させる。理志は手を伸ばして胸を揉んだ。
最高にいい眺めだ。

「あーーッ!イクッ!イクッ!」

芙実はビクビク身体を痙攣させてるのに、腰を動かし続ける。

「あ・んッ!!あッ!だめ!動いちゃうぅ・・・・ッッ!!ーーーー~~ッッ!」
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