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人妻奈津美の秘め事
第1章 彼は小学一年生
お買い物から帰ってきた私は、買ってきた食材を冷蔵庫と野菜庫に振り分けて収納した。

それから夕飯の分の米を砥いでようやく一段落だった。



私は食堂の椅子に腰を下ろして一服した。

テレビのニュースを見ながらお茶を1杯いただくのが、私の日課だった。

壁の時計を見ると3時少し前だった。

私は寝室に向かった。

これから夫にも言えない私の秘事の時間だった。



タンスの一番下の引き出しを開けて、奥からある物を取り出した。

それは男性のアレを型どった大人の玩具だった。

スイッチを入れると全体が振動し、先端がグリグリとうねり始めるリアルな動きをする精巧にできた玩具だった。

随分以前に夫が買ってきて、夜の営みの時に私に使おうとしたのだが、私が激しく拒んだものだから、それ以来夫は二度と使おうとはしなかった。

冷たく無機質でうねりながら振動するそれがどうにも恐ろしく悍ましく感じた私は、いつか捨てようとタンスにしまっていたのだが、いつしかその存在すら忘れてしまっていたのだ。

そして、2ヶ月程前にタンスの整理をしていた時に偶然それを発見したのだった。

久しぶりに目にしたそれは相変わらず冷たい無機質で恐ろしかった。

一思いに捨ててしまおうかと思ったのだが、その時、私はふと考えたのだった。

(これって・・温めたらどうなのかしら?)

もし人肌の温かさがあったら、冷たい無機質の物体ではなくなるのではないか?

そう思った私はさっそく鍋にお湯を沸かし、それを入れて温めてみた。

勿論、全部をお湯に着けるような馬鹿な真似はしなかった。

スイッチの箇所にお湯が触れないように注意しながら先端の方だけをサッと温めたのだ。人肌程度に。

男根を模したそれは左右にも舌を出した熊の顔と細長い尻尾が飛び出ていて、何とも不思議な形状を呈していた。

以前、夫にしてあげたように口に含んだ。

ゴムかプラスチックを頬張っているようで今ひとつ気分は乗らなかったが、偶然スイッチが入り、それは私の口の中でうねり出したのだ。

驚いて引き抜こうとしたが、振動し、うねりながら、それが私の口内を蹂躙し始めた途端、私の頭の芯まで痺れ切ったのだった。

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