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我が運命は君の手にあり
第5章 第五章
堪えきれずに達してしまうと、染井は濡れたクロッチ部分を細く捻って亀裂に食い込ませた。強く引き上げ、容赦なく蕾を潰して花弁を扱く。冴子はその痛みさえ甘受し、腰を震わせて喘いだ。
「んあぁぁぁ、旦那様ぁぁぁ……」
乳首を吸われると同時に再び昇りつめても火照りは治まらない。
「だ、旦那様、旦那様……」
「まだ足りないのか冴子」
「だって旦那様が、旦那様が薬を……」
じんじんと身体が燃える。
「君を試したくてね」
彼は冴子を軽々と抱きかかえ奥の襖を開いた。八畳の和室に赤い光が灯る。障子が閉まった窓、押入れ、床の間、小箪笥。壁にはハンガーに掛けられた作務衣が下がっている。
殺風景な部屋ではあったが、床の間の黒い花器に活けられた大輪の赤いダリアと深紅の布団がやけに生々しい。そこに下ろされた冴子は不安げに染井を見上げた。
彼は黙って小箪笥の引き出しを開け、赤い縄の束と鋏を取り出した。
「だ、旦那様、なにを……」
「望みを叶えてやろう」
「んあぁぁぁ、旦那様ぁぁぁ……」
乳首を吸われると同時に再び昇りつめても火照りは治まらない。
「だ、旦那様、旦那様……」
「まだ足りないのか冴子」
「だって旦那様が、旦那様が薬を……」
じんじんと身体が燃える。
「君を試したくてね」
彼は冴子を軽々と抱きかかえ奥の襖を開いた。八畳の和室に赤い光が灯る。障子が閉まった窓、押入れ、床の間、小箪笥。壁にはハンガーに掛けられた作務衣が下がっている。
殺風景な部屋ではあったが、床の間の黒い花器に活けられた大輪の赤いダリアと深紅の布団がやけに生々しい。そこに下ろされた冴子は不安げに染井を見上げた。
彼は黙って小箪笥の引き出しを開け、赤い縄の束と鋏を取り出した。
「だ、旦那様、なにを……」
「望みを叶えてやろう」