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我が運命は君の手にあり
第5章 第五章
望み……
「な……や、やめて、やめてくださいっ」
無理やり両手を掴まれ背中に回された。「じっとして」とだけ告げた染井は冴子の手首を重ねて縄を巻き付ける。縄は背中から腕、乳房の上を通って手首に巻かれた縄に戻り、再び乳房の上を通って背に戻った。
目を閉じた冴子は、ある写真を思い出していた。数年前、職場の休憩時間にソファで居眠りをしている作業員の足元から拾い上げた写真。そこには身体に縄を巻かれ、宙吊りにされた裸の女が写っていた。
冴子は衝撃で立ち竦んだ。女は乳房を片方ずつ縛り上げられ、両膝を大きく開いた姿勢で浮いていた。あまりに無惨な光景だった。なのに鼓動は速まり、ため息が深くなる。乳首が硬くなり、下着が濡れるのがわかった。
目覚めて慌てた男に写真を奪われた瞬間、冴子はつまらない現実に戻された気がした。
「……っ……旦那様……」
縄は乳房の下にも通され、圧力に負けないたわわな乳房は前に突きだしている。
無言の恐怖に怯え、布団の回りを行き来する染井からは目が離せない。けれどその恐怖さえ、女陰に食い込んだ下着を濡らし続けた。
「な……や、やめて、やめてくださいっ」
無理やり両手を掴まれ背中に回された。「じっとして」とだけ告げた染井は冴子の手首を重ねて縄を巻き付ける。縄は背中から腕、乳房の上を通って手首に巻かれた縄に戻り、再び乳房の上を通って背に戻った。
目を閉じた冴子は、ある写真を思い出していた。数年前、職場の休憩時間にソファで居眠りをしている作業員の足元から拾い上げた写真。そこには身体に縄を巻かれ、宙吊りにされた裸の女が写っていた。
冴子は衝撃で立ち竦んだ。女は乳房を片方ずつ縛り上げられ、両膝を大きく開いた姿勢で浮いていた。あまりに無惨な光景だった。なのに鼓動は速まり、ため息が深くなる。乳首が硬くなり、下着が濡れるのがわかった。
目覚めて慌てた男に写真を奪われた瞬間、冴子はつまらない現実に戻された気がした。
「……っ……旦那様……」
縄は乳房の下にも通され、圧力に負けないたわわな乳房は前に突きだしている。
無言の恐怖に怯え、布団の回りを行き来する染井からは目が離せない。けれどその恐怖さえ、女陰に食い込んだ下着を濡らし続けた。