この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
我が運命は君の手にあり
第9章 第九章
夜中に訪ねたわけも言わず部屋に上がった彼は、戸惑う冴子の表情が愛おしく思わず唇を奪った。
もがく身体を抱きしめ、逃げる舌を探した。荒くなる息づかいと張りつめた下半身。激しい欲望を抑えられない彼は、起き抜けの女の抵抗力を容易く奪っていった。

「ま、待って……遼さん、な、何かあったんですか? 」
「あとで話すよ。寝室はどこ?」

冴子を抱き上げた彼は狭いリビングを見渡し、探すまでもない奥の部屋のドアを開けた。
暗がりに見つけたベットに冴子を寝かせ、パジャマのズボンとショーツを一緒に剥ぎ取った。

「遼さん、待って、やめ……」
「冴子、好きだ、愛してる」

見つめ合う冴子の瞳が揺れ、切なげなため息が漏れた。

「信じて、君だけしか見てない」

今夜咲と一緒だった事で冴子に誤解されなくなかった。安心感からか、涙を滲ませる冴子の目尻をそっと拭った。

「大丈夫だよ」

唇を塞いだ遼は、閉じた太腿の奥に手のひらを忍ばせた。

「うぅ……」

/334ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ