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我が運命は君の手にあり
第9章 第九章
夜中に訪ねたわけも言わず部屋に上がった彼は、戸惑う冴子の表情が愛おしく思わず唇を奪った。
もがく身体を抱きしめ、逃げる舌を探した。荒くなる息づかいと張りつめた下半身。激しい欲望を抑えられない彼は、起き抜けの女の抵抗力を容易く奪っていった。
「ま、待って……遼さん、な、何かあったんですか? 」
「あとで話すよ。寝室はどこ?」
冴子を抱き上げた彼は狭いリビングを見渡し、探すまでもない奥の部屋のドアを開けた。
暗がりに見つけたベットに冴子を寝かせ、パジャマのズボンとショーツを一緒に剥ぎ取った。
「遼さん、待って、やめ……」
「冴子、好きだ、愛してる」
見つめ合う冴子の瞳が揺れ、切なげなため息が漏れた。
「信じて、君だけしか見てない」
今夜咲と一緒だった事で冴子に誤解されなくなかった。安心感からか、涙を滲ませる冴子の目尻をそっと拭った。
「大丈夫だよ」
唇を塞いだ遼は、閉じた太腿の奥に手のひらを忍ばせた。
「うぅ……」
もがく身体を抱きしめ、逃げる舌を探した。荒くなる息づかいと張りつめた下半身。激しい欲望を抑えられない彼は、起き抜けの女の抵抗力を容易く奪っていった。
「ま、待って……遼さん、な、何かあったんですか? 」
「あとで話すよ。寝室はどこ?」
冴子を抱き上げた彼は狭いリビングを見渡し、探すまでもない奥の部屋のドアを開けた。
暗がりに見つけたベットに冴子を寝かせ、パジャマのズボンとショーツを一緒に剥ぎ取った。
「遼さん、待って、やめ……」
「冴子、好きだ、愛してる」
見つめ合う冴子の瞳が揺れ、切なげなため息が漏れた。
「信じて、君だけしか見てない」
今夜咲と一緒だった事で冴子に誤解されなくなかった。安心感からか、涙を滲ませる冴子の目尻をそっと拭った。
「大丈夫だよ」
唇を塞いだ遼は、閉じた太腿の奥に手のひらを忍ばせた。
「うぅ……」