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黒い雨
第3章 家庭崩壊の始まり
ひさとが衣干町のラブホでまりえとイチャイチャしていた頃でありました。

ひさとの家の食卓には、両親とりほことみわことなおととみさこがいまして晩ごはんを食べていたのでありました。

テーブルの上には、りほこのお手製のごまあえサラダが置かれていました。

この日は、かつのりが勤務している職場の従業員さんたちのお給料が8月支給分から少し上がることになりましたので、りほこはサラダに入っている豚肉の量をいつもより多めに増やして作りました。

お給料が上がるので上機嫌になっているかつのりは、なおとに『少年野球の練習をがんばっているかな?』とか『夏の地区大会のベンチ入りはできそうか?』などと言うていました。

なおとは、かつのりからの質問攻めがウザいと思っていたので思い切りイラついていたので、ごはんを食べる手を止めた後に『やかましい!!』と怒鳴り付けたのでありました。

かつのりは、なおとがやかましいと言うたのでどうしたのかなと思いましてなおとに聞いてみたのでありました。

「なおと…なおと、どうしたのだ一体?」
「やかましいオドレ!!いちいちいちいち細かいことばかりを言ってくるな!!」
「どうしてそんなに怒っているのだよぉ…」
「やかましいオドレ!!」
「なおと…」
「オラオドレ!!何でぼくは野球しかないのだよ!!ぼくはロボットじゃない!!」

かつのりは、なおとの言葉にキレてしまいましたので『甘ったれるな!!』と怒鳴り付けてしまったのでありました。

「甘ったれるな!!なおとは野球しかできることがないのだ!!なおとはグラウンドでハッスルプレーをしてお姉ちゃんを元気にしてあげることが役割だ!!おとーさんと約束をしたことを守れ!!」
「義父さまやめて!!」
「りほこは入ってくるな!!」
「義父さまやめてください!!」
「何や!!嫁のくせして、義父に対して意見を言うのか!!」
「あなたやめて!!」

かすみはかつのりに大ゲンカをしないでと止めたのでありましたが、かつのりは『外へのみに行く!!』と怒りました後に家を出ていったのでありました。

なおとはかすみに対しましてあかんべーをした後に部屋に閉じこもってしまったのでありました。

それからしばらくしまして、りほこはやさしくみわこに声をかけました。
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