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第18章 帰宅した嫁3…。

と…
その時
わずかに美緒の吐息から
感じたことのない
残り香を感じた………


ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…
『美緒の吐息に………まだ　俺の知らない男たちの匂いが…　残ってる？』と
俺は美緒を見つめて
囁くように尋ねた。


『うん………。ごめんなさい…　…だっていくらうがいしてもさ…　…昨日、あ…写真とか動画が見たでしょ？　　　………私、あれだけの男の人たちのネバネバ汁をゴックンしたことなかったからかな…？　やっぱり匂いするよね…』と
申し訳な下げに
可愛らしい瞳で
俺を見つめて恥ずかしげに
美緒は謝った。

ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ！

俺は吐息にまで
汚された痕跡を残す
愛しき嫁に
嫉妬と感激が渦巻いた欲情を覚えた

ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ！


俺は
美緒を
玄関先で押し倒し
シャワーを浴びさせてと
懇願する美緒を説き伏せて抱いた！

俺が愛撫するすべての場所に
美緒の…肌に染み込んで
当分取れないであろう
クロガネの匂い…
肉体労働者たちのケダモノの匂い…
露天風呂の中年男たちの加齢臭…

すべての美緒に染み込んでいる
淫靡な匂いごと
美緒を愛した。