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第28章 小屋のなかで…。

美緒が
シラナミに連れて行かれたのは

屋外性交を交わした公園から
歩いて10分ほどの
国道が川を超える
大きな橋の下だった…


『あのぉ………　もしかして、ここの皆さんと、シラナミさんはお友達なのかな…？』
美緒は
戸惑いながら
シラナミにそう尋ねた。


『そうだよ。もちろんタカさんからも了承を得てるしね。』と
シラナミは笑顔で
美緒に答えた

そして
『ここで暮らしてるみんなは、性欲が溜まっても、それを自分で処理するしかないんだよね…　ぜひ、天使のような美緒に、彼らへ素晴らしい時間をプレゼントしてほしいんだ…。　実はさ………』と
シラナミは
かつて自分も
様々な事情から一時的に
そんな生活に身を落としていたことを
告白した。

『やっぱり、彼らに偏見とかある…かな…？』
シラナミはそう
美緒の反応を伺った。