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嫁の貸し出し始めました
第45章 悪夢の果て…。
今日の待ち合わせ場所は
駅前の屋外駐車場でもなければ
駅向こうのラブホでもなく

よく美緒が買い物にも足を運ぶ
シオンショッピングセンターである。


シオンショッピングセンターは
美緒の自宅から
駅とは反対側にあり
徒歩で20分ほどのところにある。

旦那の孝が言うには
生鮮食料品は圧倒的に
農協直営のグリーンマートのほうが
お得であるが
値段では勝ち目がないなぁと
孝はいつも漏らしていた…。


シオンの入り口に到着した美緒は
向こうから
笑顔で近づいてくるムロマチに気づいて
ペコリと会釈をした。


『おはよう美緒さん。いよいよ最後の1日になりましたね』と
ムロマチは美緒に微笑みかけた。

そして
『じゃあ行きますか?』と
美緒を駐車場に止めた
ムロマチのワゴン車に導いた。


『今日はどちらに連れて行ってくださるんですか?』
美緒はクルマの助手席で
ムロマチにそう尋ねると

『あっ、ここから30分ほどのところにね、可愛らしいワンちゃんたちがいるんですよ。ワンちゃんは好き?』と
ムロマチが美緒に質問を返した。


『ワンちゃんですかぁ? 私…犬は小さい頃に飼っていましたから好きですよ。』と
美緒は答えた。

『いやぁ!よかったぁ! 最終日だから美緒さんを特別な場所に連れたいってあげたくて…』と
ムロマチは嬉しそうね答えた。


あ…。もしかして
今日はエッチなコトなしで
私とデートでも楽しむのかなぁ?
まあ
昨日までがすごいプレイの数々だったから
そうそう
私を追い込むネタも無くなっちゃったかもね…
孝も拍子抜けしちゃうのかな…?

美緒は
助手席で
そんなことを…考えながら
窓の向こうの景色を眺めていた。
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