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せめて、今夜だけ…
第12章 蛹、羽化の時
「やだっ!やぁぁっ!あぁぁぁっ!イク…、イク…ッ!!あああっ!!」
魚月の声が激しくて、絶頂を訴える声すら掻き消されて行く。
魚月の反応と絶叫でイッた事は確認出来るが、やめてあげようなんて仏心は微塵も浮かんで来ない。
「やめて…っ!もうやめ、てっ…!あぁぁんっ!や、やめて下さ…っ!」
「…………」
魚月は必死に俺に訴える。
その言葉は全て俺の耳には届いているが、無視を決め込む俺に魚月は絶望を感じてるだろう。
聞き届けてやる気なんて更々ない。
「お願…しま…っ、あああああっ!イ、イクッ!イッちゃう…、あぁっ!」
涙をぼろぼろと溢しながらただひたすらに叫ぶことしか出来ない。
呼吸も乱れて、髪の毛もぐちゃぐちゃに振り乱して、あられもない姿や声や表情を俺に晒してしまっている。
それら全ては、俺の記憶に深く刻み込まれて行く。
「ほら、もっと壊れてみろよ!?」
どうしようもない破壊衝動と支配欲。
今、魚月を支配しているのは俺なのだと思うと、この上ない興奮を感じてしまう。
拷問にも似た快楽で魚月を屈伏させてるのは俺なのだ、と。
「嫌…っ!やだ…っ!!助け…っ、いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
「このまま悶え死にしたいか?」
今は魚月への優しさなんて、欠片も存在していない。
魚月の声が激しくて、絶頂を訴える声すら掻き消されて行く。
魚月の反応と絶叫でイッた事は確認出来るが、やめてあげようなんて仏心は微塵も浮かんで来ない。
「やめて…っ!もうやめ、てっ…!あぁぁんっ!や、やめて下さ…っ!」
「…………」
魚月は必死に俺に訴える。
その言葉は全て俺の耳には届いているが、無視を決め込む俺に魚月は絶望を感じてるだろう。
聞き届けてやる気なんて更々ない。
「お願…しま…っ、あああああっ!イ、イクッ!イッちゃう…、あぁっ!」
涙をぼろぼろと溢しながらただひたすらに叫ぶことしか出来ない。
呼吸も乱れて、髪の毛もぐちゃぐちゃに振り乱して、あられもない姿や声や表情を俺に晒してしまっている。
それら全ては、俺の記憶に深く刻み込まれて行く。
「ほら、もっと壊れてみろよ!?」
どうしようもない破壊衝動と支配欲。
今、魚月を支配しているのは俺なのだと思うと、この上ない興奮を感じてしまう。
拷問にも似た快楽で魚月を屈伏させてるのは俺なのだ、と。
「嫌…っ!やだ…っ!!助け…っ、いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
「このまま悶え死にしたいか?」
今は魚月への優しさなんて、欠片も存在していない。