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せめて、今夜だけ…
第13章 明けの明星、宵の明星
うわー…、何か俺、すっげぇ恥ずかしいことを言ってしまった気分だな。
でも、先輩が美人というのは間違ってはいない。
先輩は昔と変わらず今でも美人だ。
「えぇ、思ってますよ」
「え…」
別に変な事は言ってない。
女性を目の前にしてるのだからお世辞ぐらい言ってもバチは当たるまい。
「こんなに献身的に看病してくれて、料理も上手だし優しいし、元旦那さんも勿体ない事しますね」
こんな女性なら男が放って置かないだろう。
まぁ、先輩が自分より稼いで出世してることに対して気に食わない男もいるだろうが…
それを除けば理想の妻だ。
俺みたいな自由なシングルライフを満喫してない限り、先輩にときめかない野郎はいないだろうな。
―――――「ねぇ、魚塚君」
「はい?」
「魚塚君、本当に彼女とかいないの?」
少し俯きながら、先輩が俺にそう問いかけて来た。
いきなり何だろう?と思いながら
「はい。いませんよ」
俺は素直にそう答えた。
この年で彼女の1人もいないとなると流石に心配されてしまうか。
「作らないの?」
「はぁ、まぁ…」
作らない、というよりかは、作れないの方が正しいな。
作りたくても、本当に欲しい女は手に入らない。
でも、先輩が美人というのは間違ってはいない。
先輩は昔と変わらず今でも美人だ。
「えぇ、思ってますよ」
「え…」
別に変な事は言ってない。
女性を目の前にしてるのだからお世辞ぐらい言ってもバチは当たるまい。
「こんなに献身的に看病してくれて、料理も上手だし優しいし、元旦那さんも勿体ない事しますね」
こんな女性なら男が放って置かないだろう。
まぁ、先輩が自分より稼いで出世してることに対して気に食わない男もいるだろうが…
それを除けば理想の妻だ。
俺みたいな自由なシングルライフを満喫してない限り、先輩にときめかない野郎はいないだろうな。
―――――「ねぇ、魚塚君」
「はい?」
「魚塚君、本当に彼女とかいないの?」
少し俯きながら、先輩が俺にそう問いかけて来た。
いきなり何だろう?と思いながら
「はい。いませんよ」
俺は素直にそう答えた。
この年で彼女の1人もいないとなると流石に心配されてしまうか。
「作らないの?」
「はぁ、まぁ…」
作らない、というよりかは、作れないの方が正しいな。
作りたくても、本当に欲しい女は手に入らない。