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せめて、今夜だけ…
第19章 欲心と懺悔



「大丈夫…。軽い痺れ薬と睡眠薬だから…。クスクス…」



え…?痺れ薬と睡眠薬…?
な、何の事だ…?

しかし、その言葉に俺はハッとした。



まさか…。





「まさか…、さっきのシャンパン…」






――――――っ!

大声を出そうとすると頭痛がする。
体を大きく動かそうと筋肉に力を入れると全身が痺れる。

「知り合いの医者に貰ったの。心配しなくても時間が経てば効き目は無くなるから」

まさか…、あのシャンパンの中に痺れ薬と睡眠薬を入れたのか?
キッチンでシャンパンを注ぐフリをして薬を…。

「な、何で…、こんな事…っ。う…っ」

睡眠薬のせいでまだ頭がボーッとする。
集中してないと、また眠気が襲って来る。

「だって、こうでもしないと由之は魚月さんを忘れないから」
「…………っ」

は?嘘だろ…?
まさか…、か、考えたくねぇけど、まさか先輩…っ。




先輩は俺のワイシャツのボタンを外して行く。
抵抗したくても、体の力が抜けて…。
嫌な考えが頭を過り冷や汗が背中に滲んだ。

「先輩…、やめて下さ…っ」

くそっ、情けねぇー…。
体が想うように動かねぇ。
このままじゃ、先輩に…。

「大丈夫。私がちゃんとシてあげるから」

ワイシャツのボタンを全て外され、俺の胸元があらわになった。
そんな俺を見下ろす先輩は何処と無く楽しげな表情を浮かべていた。

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