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せめて、今夜だけ…
第26章 人魚と王子
まぁ、こんな平日にこんな田舎のこんな古びたビジネスホテルに泊まる客もいないだろう。
例え魚月が大声で騒いでも誰も来ないかも知れないな。
「めちゃくちゃにされたくなかったら言えよ」
「――――――っ」
でもこの状態で、本音を言ったところで許して貰えないということは魚月が良く知ってる。
このまま嘘を突き通すか。
何も言わずに姿を眩ました本音を語るか。
「だ、だから…」
しかし、ここまで来ても魚月は口ごもるばかり。
俺から目を反らして反抗的な態度でいる。
残念だが、俺にだって限界はある。
「なら、体に聞くまでだな…」
魚月の胸元に顔を埋め、魚月の素肌に唇を這わせて行く。
恐怖のせいか魚月の肌は熱くなり、鼓動も早くなっている。
「やだっ!魚塚さ…っ」
「うるせぇんだよ…」
魚月の大きく膨らんだ胸に歯を立てた。
痛みのせいで魚月の体がビクンッと跳ね上がる。
いくら隆起した胸元とは言え胸元付近は皮膚が薄い。
こんなところを噛まれたら激痛が走るに決まってる。
「ひ、うぅ…っ」
「あぁ、そうか。もう跡を付けてもいいんだっけな」
そう。
前は翔太にバレると思って遠慮していたが、今は誰にバレるわけでもねぇんだ。
俺の跡を付けても、誰にバレる心配はないんだった。
例え魚月が大声で騒いでも誰も来ないかも知れないな。
「めちゃくちゃにされたくなかったら言えよ」
「――――――っ」
でもこの状態で、本音を言ったところで許して貰えないということは魚月が良く知ってる。
このまま嘘を突き通すか。
何も言わずに姿を眩ました本音を語るか。
「だ、だから…」
しかし、ここまで来ても魚月は口ごもるばかり。
俺から目を反らして反抗的な態度でいる。
残念だが、俺にだって限界はある。
「なら、体に聞くまでだな…」
魚月の胸元に顔を埋め、魚月の素肌に唇を這わせて行く。
恐怖のせいか魚月の肌は熱くなり、鼓動も早くなっている。
「やだっ!魚塚さ…っ」
「うるせぇんだよ…」
魚月の大きく膨らんだ胸に歯を立てた。
痛みのせいで魚月の体がビクンッと跳ね上がる。
いくら隆起した胸元とは言え胸元付近は皮膚が薄い。
こんなところを噛まれたら激痛が走るに決まってる。
「ひ、うぅ…っ」
「あぁ、そうか。もう跡を付けてもいいんだっけな」
そう。
前は翔太にバレると思って遠慮していたが、今は誰にバレるわけでもねぇんだ。
俺の跡を付けても、誰にバレる心配はないんだった。