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せめて、今夜だけ…
第6章 刹那
俺と魚月の重味でベッドのスプリングがギシッと軋む。
魚月に多い被さりネクタイを外し、ワイシャツも脱ぎ捨てた。

魚月の頬に触れた手が熱い。
もっと、手だけじゃなくて、もっと全身で感じたい。
皮膚も剥ぎ取って、全神経でもっと…。

興奮よのあまり俺の心臓の鼓動が早くなって行く。
これまでに経験したことがないくらい、ドクンドクンと脈打っている。

魚月の足を拡げさせて、魚月の両足の隙間に身体を潜り込ませた。
この体制に魚月はハッとした。

「まっ、待って…!まだ…」



魚月の声も、さっきまで聞こえていた窓の外の雨音も、もう何も聞こえない。
聞こえて来るのは、自分の心臓の音だけ。



「あ、お願…っ」
「ごめ…、無理…っ」



気のきいた愛撫やムード作りなんて、そんなものを気にする余裕なんかない。

いきなり挿れたら痛いかな、とかそんな事すら頭になかった。


いつもと違う…。
いつもなら、自分がスッキリ出来ればいい。
相手の事なんかどうでもいい。
痛がってようが、気持ちよくなってようが。


ただ、今は…


「あ、あっ…」





壊したい…、汚したい…っ。
めちゃくちゃにしたい…
痛くても何でもいいから、もっとちゃんと感じたい。
俺でいっぱいにしてやりたい…。




――――――――っ!「あああぁぁっ!!」

魚月の身体を真っ二つに裂くように俺のものを挿入させた。
痛いかもとは思っていたが、意外にも魚月の身体を難なく俺を受け入れた。

俺はというと…、魚月の中に入っただけなのに、興奮のあまり今にも果ててしまいそうになってる。


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