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せめて、今夜だけ…
第6章 刹那
「く…っ、う…」
情けない。
散々今まで遊んで来た俺が、ただ挿入しただけで我を忘れてしまいそうになってる。
さっきまでの冷えた体が暖まって行く。
魚月の中が熱くて、剥き出しの俺をそのまま包んでくれてるようで。
少し動いただけで、こちらも危うい。
「あっ、あん…」
まだ動いてもいないのに、俺の体の下で魚月は甘い悲鳴をあげている。
シーツを握り締めながら、小さな痙攣を繰り返して。
「……っ」
「ま、待っ、だめぇぇぇ…っ」
魚月の肌にぶつかる音。
いやらしい粘膜が絡み合う音。
魚月の声。
それ以外何も聞こえない。
さっきまで聞こえていた雨音も、もう聞こえない。
「あぁぁぁっ!!」
魚月の甘い声が部屋中に響いているだけ。
「イッ…、イッちゃ…っ、あぁんっ!」
「はっ、まだ…、少ししか…」
「だっ、てぇ…」
まだ少ししか動いてないのに、呆れるくらい敏感な女だな。
それは魚月が元々敏感な体質なのか、それとも俺に抱かれてるからかなのか。
「あぁぁ…っ、ああ―――――――…」
ビクッと魚月の体が大きく仰け反った。
先程と同じ反応からして、絶頂に達したのだろう。
しかし――――――
「はぁ、はぁ…、はっ、んっ!あああああっ!」
こちらはまだ満足していない。
俺はまだ、自分の中に溜まった欲求を吐き出していない。
情けない。
散々今まで遊んで来た俺が、ただ挿入しただけで我を忘れてしまいそうになってる。
さっきまでの冷えた体が暖まって行く。
魚月の中が熱くて、剥き出しの俺をそのまま包んでくれてるようで。
少し動いただけで、こちらも危うい。
「あっ、あん…」
まだ動いてもいないのに、俺の体の下で魚月は甘い悲鳴をあげている。
シーツを握り締めながら、小さな痙攣を繰り返して。
「……っ」
「ま、待っ、だめぇぇぇ…っ」
魚月の肌にぶつかる音。
いやらしい粘膜が絡み合う音。
魚月の声。
それ以外何も聞こえない。
さっきまで聞こえていた雨音も、もう聞こえない。
「あぁぁぁっ!!」
魚月の甘い声が部屋中に響いているだけ。
「イッ…、イッちゃ…っ、あぁんっ!」
「はっ、まだ…、少ししか…」
「だっ、てぇ…」
まだ少ししか動いてないのに、呆れるくらい敏感な女だな。
それは魚月が元々敏感な体質なのか、それとも俺に抱かれてるからかなのか。
「あぁぁ…っ、ああ―――――――…」
ビクッと魚月の体が大きく仰け反った。
先程と同じ反応からして、絶頂に達したのだろう。
しかし――――――
「はぁ、はぁ…、はっ、んっ!あああああっ!」
こちらはまだ満足していない。
俺はまだ、自分の中に溜まった欲求を吐き出していない。