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せめて、今夜だけ…
第7章 夜明けのコーヒーを
無意識に入った近所のスーパー。
しかし、顔を上げた瞬間、店内の光景を見てハッとした。
目の前にある棚には、風邪薬やサプリメント。
湿布薬に痛み止めに、コンタクトのケア用品等々…。
は…?あ、あれ…?
ここ、ドラッグストア…?
ボーッとして思考回路が停止している俺の頭。
俺は近所のスーパーに来たつもりだったが、無意識のうちにドラッグストアに来ていたのだ。
あー、マジかよ…、ヤバイな俺…。
スーパーとドラッグストアを間違えるなんて…相当疲れてんな…。
確かに今日だって、やらなくていい仕事までこなしてたし、疲れが来ても可笑しくない。
はは…、とうとう頭がぶっ壊れたか?
笑えるよ…。
でも、本当は気づいてる。
気づかないふりをして強がっていたが、誤魔化し切れない。
想いは今にも氾濫しそうだ。
「――――――――………っ!」
このドラッグストアは、魚月と出会してしまったあのドラッグストアだ。
ここにくれば、また魚月に出会せるかもと思ってしまったんだ。
ドラッグストアの入り口付近で立ち止まったまま、自分のバカさ加減に笑えてしまう。
しかし、顔を上げた瞬間、店内の光景を見てハッとした。
目の前にある棚には、風邪薬やサプリメント。
湿布薬に痛み止めに、コンタクトのケア用品等々…。
は…?あ、あれ…?
ここ、ドラッグストア…?
ボーッとして思考回路が停止している俺の頭。
俺は近所のスーパーに来たつもりだったが、無意識のうちにドラッグストアに来ていたのだ。
あー、マジかよ…、ヤバイな俺…。
スーパーとドラッグストアを間違えるなんて…相当疲れてんな…。
確かに今日だって、やらなくていい仕事までこなしてたし、疲れが来ても可笑しくない。
はは…、とうとう頭がぶっ壊れたか?
笑えるよ…。
でも、本当は気づいてる。
気づかないふりをして強がっていたが、誤魔化し切れない。
想いは今にも氾濫しそうだ。
「――――――――………っ!」
このドラッグストアは、魚月と出会してしまったあのドラッグストアだ。
ここにくれば、また魚月に出会せるかもと思ってしまったんだ。
ドラッグストアの入り口付近で立ち止まったまま、自分のバカさ加減に笑えてしまう。