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累(かさね)
第2章 不法侵入家族(よそもん)

「まりえさん。」
「あっ、はい…」
「お話しがあるのかな…」
義久が過度にやさしい声でまりえに言ってきたので、まりえは義久に住まいのことを切り出すことができなくなっていました。
「あの~…やっぱりやめておきます。」
「どうしたのかな…ワシはできることがあれば助けるよと言うているのだよ…なにか困ったことでもあったのかな…」
「いいのです…やめておきます…」
「どうしてなのかな…」
「テレビのバラエティ番組をみて上機嫌になっているときだからやめておきます…」
「そう?ああ、ワシの都合がいい時でかまんけん…ワシにできることがあれば助けから…」
(チリリン…チリリン…チリリン…)
その時でありましたが、黒電話のベルが鳴っていましたのでまりえは電話機のところへ行きまして電話の応対をしていました。
「内路でございます…あっ、主人の職場の(上司の男性)さまですね…主人にいつもよくしていただいてありがとうございます…えっ?主人がラブホでころされた…もしもし…もしもし、それはほんとうのことなのですか!?もしもし!!」
この時まりえは、常吉とけいこが高松市にありますラブホで侵入してきた男のグループに殺されたという知らせを職場の上司の男性から聞いたので顔が真っ青になってしまいました。
それと同時に、しげよが仲間たちと一緒に乗っているマイクロバスが大型トレーラーと追突してバスが大破してしまったことによる事故で亡くなったこととふたりの娘が男がらみのトラブルを起こして行方をくらませてしまったことなどの恐ろしいしらせが入りました。
まりえとふたりの娘は、このあときついオジョクを受けてボロボロに傷ついてしまうのでありました。
「あっ、はい…」
「お話しがあるのかな…」
義久が過度にやさしい声でまりえに言ってきたので、まりえは義久に住まいのことを切り出すことができなくなっていました。
「あの~…やっぱりやめておきます。」
「どうしたのかな…ワシはできることがあれば助けるよと言うているのだよ…なにか困ったことでもあったのかな…」
「いいのです…やめておきます…」
「どうしてなのかな…」
「テレビのバラエティ番組をみて上機嫌になっているときだからやめておきます…」
「そう?ああ、ワシの都合がいい時でかまんけん…ワシにできることがあれば助けから…」
(チリリン…チリリン…チリリン…)
その時でありましたが、黒電話のベルが鳴っていましたのでまりえは電話機のところへ行きまして電話の応対をしていました。
「内路でございます…あっ、主人の職場の(上司の男性)さまですね…主人にいつもよくしていただいてありがとうございます…えっ?主人がラブホでころされた…もしもし…もしもし、それはほんとうのことなのですか!?もしもし!!」
この時まりえは、常吉とけいこが高松市にありますラブホで侵入してきた男のグループに殺されたという知らせを職場の上司の男性から聞いたので顔が真っ青になってしまいました。
それと同時に、しげよが仲間たちと一緒に乗っているマイクロバスが大型トレーラーと追突してバスが大破してしまったことによる事故で亡くなったこととふたりの娘が男がらみのトラブルを起こして行方をくらませてしまったことなどの恐ろしいしらせが入りました。
まりえとふたりの娘は、このあときついオジョクを受けてボロボロに傷ついてしまうのでありました。

