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第2章 不法侵入家族（よそもん）

（ドカッ!!ドカッ!!ドカッ!!）

次の日の夕方頃のことでありました。

義久とまりえとふたりの娘は、チンピラの男たち50人にらちられたあと、西条市内の山奥の集落にある廃屋の倉庫に監禁されました。

義久は、チンピラの男たち40人たちからかわるがわる殴られていました。

「立てコラ!!」
「立てやクソジジイ!!」
「オドレのセガレがうちの組長の愛人（レコ）連れて逃げたのだから鉄拳制裁を加えているのだぞ!!」
「オドレの甥（バカ）がてぇつけていた人妻をレイプして殺した分もあるからこらえへんからな!!」

（ドカッ!!ドカッ!!）

続いて、シルクのスリップ姿にされてロープで亀甲縛りにされて口にさるぐつわを咬まされているまりえがふたりの娘の前でムチにうたれていました。

（ピシーン!!ピシーン!!ピシーン!!）

「オドレのダンナが犯した銭のもめごとはニョウボウであるオドレがつぐなえや!!」

まりえは、チンピラの男たちからシツヨウにムチでうたれてボロボロに傷ついてしまいました。

チンピラの男たちは、ムチでうたれているまりえの前でふたりの娘をシツヨウに犯し始めたのでありました。

ダンナがむちゃして家を建てたことが原因で…

大切な娘ふたりまでもがきついオジョクを受けてしまった…

くやしい…

こんなことになるのだったら…

家なんか建てるのじゃなかった…

【喪失】