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第1章 累（かさね）

恐ろしい事件は、１月14日の深夜11時頃に発生したのでありました。

恐ろしい事件は、今治市桜井沖浦にありますコンクリート製造工場の敷地内で発生したのでありました。

事件は、今治市内で暮らしている９歳の女子児童の両親が夕食どきになっても帰宅していないと警察署に電話があったことが発端で発生したのでありました。

９歳の女子児童は、友だちと別れて帰宅する途中で若い男２人に無理やり車に乗せられて、連れ回されていました。

そして、事件現場のコンクリート製造工場に連れてこられたと言うことでありました。

白のフリフリがついているブラウスと赤色のスカート姿の女子児童は、若い男２人に無理やり連れてこられたあと、その場に寝かされて身体を押さえつけられてしまいました。

「イヤァァァァァァァァァァァァ!!おうちへ帰りたい!!おうちへ帰りたい!!」

男２人は、女の子に騒がれてしまったので首をしめて殺してしまったのでありました。

「やべー」
「なんだよぅ…」
「オレ…大学卒業後にもらっているのだよ…市役所の内定を…」
「どうするのだよ!!」
「オレ、ヤだからな…せっかく市役所に就職することが決まっているのに、小学生の女の子を連れ去ってレイプして殺してしまったことがおおやけになったら…内定を取り消されるのだぞ!!だから逃げるから…お前は休学することが決まっているのだろ…あとは任せた…」
「先輩!!先輩!!」

もうひとりの男は、ひとり取り残されてしまったのでどうすることもできずにオタオタオタオタとおたついていましたが、ものの数分で欲望に負けてしまったのでありました。