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累(かさね)
第1章 累(かさね)
「しげみさん…ワシはね…しげみさんが土日祝日の休みに家にじっと居続けているのはつまらないだろうと想うからなんとかしてあげたいのだよ…」
「なんとかしてあげたいのだよって…課長はアタシなんとかしてあげたいと言うけれど、アタシをどのようにしたいと言うのかしら!!」
「困ったなぁ~」

課長さんは、青年会議所へ入所することを勧める話をするとしげみから怒鳴られてしまうので、青年会議所へ入所する話をうまくさける形でしげみに話しかけることにしました。

「しげみさん…」
「(冷めた声で)なんなのかしら…」
「(女々しい声で)しげみさんは、なんぞ習い事をしたいとは思わないのかなぁ~」
「(キッパリと)ないわよ…アホみたい…」
「ないって…」
「習い事をしてはいたけど…どれも長続きせずにやめてばかりいたから…」
「そうなん…」
「もういいでしょ!!うちは仕事があるから話を終わらせてください!!」
「ああ…困るよ…困るよ…」

課長さんがますます女々しい声でしげみに言うて来たので、しげみはブチ切れてしまいました。

「課長!!」
「しげみさん…まだ話を終わらせることができんのや!!」
「課長!!ええかげんにしてください!!」
「しげみさん…ワシの想いをどうして聞いてくれないのかな…」
「はぐいたらしいわねセクハラクソ課長!!課長が契約社員の女性職員にセクハラをしていたことを本所にチクるわよ!!」
「ワシはセクハラなんかしていないよぅ…」
「いいえ!!したわよ!!課長が『ワシの想いを聞いてくれないのか!!』と言うのはりっぱなセクハラなのよ!!」
「セクハラじゃないのだよぅ…」

(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)

しげみは、課長さんにブチ切れてしまいましたので帳簿の角で課長さんの頭を力を込めて殴り付けたあと、右足でけとばして倒したのでありました。

そしてしげみは、課長さんの顔に足をはさんで制服のスカートの中に手首を入れて、黒のストッキングごとショーツを下ろして課長さんの顔に座り込んだ…

そして次の瞬間…
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