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累(かさね)
第1章 累(かさね)
(ピロピロピロピロピロ…)

ところ変わりまして、慶彦が勤務している職場にて…

この時、女性従業員さんが座っているデスクに置かれている電話機の着信音が鳴っていたので、女性従業員さんが受話器を取りました。

「もしもし…ああ…恵須取(えすとる)さまのおばさまでございますね…えーと…恵須取は営業部長と一緒に得意先に行っていますが…いつ頃こちらへ戻られるのかと言われても…すみません…恵須取が戻りましたら折り返し電話をするようにお伝えしておきます…」

結局、しげよは慶彦と直接お話しをすることができませんでしたので、受話器を置くことにしました。

それからしげよは、30分おきに慶彦がいる職場に電話をしていましたが、帰ってくる答えは『まだお帰りになられていない』とか『仕事上のトラブルがあったので…』ばかりでありましたので、電話をかけることをやめてしまいました。

その日は、慶彦が仕事上のトラブルの後始末をするために残業することになってしまったことに加えて、晴久は明日が納期になっている仕事を全部仕上げるために残業…しげみはどこかでブラブラしている…はつねはジュクだからと言うので帰れない…と言うことから、家族そろって晩ごはんを食べることができませんでした。

その日予定していた水炊きは取りやめとなりましたので、おとなりからいただいた残り物のチャーハンを中華なべで軽くいためたものですませました。

その日の深夜11時半頃のことでありました。

この時、慶彦がひどく酒に酔った状態で家に帰って来たのでありました。

慶彦は、許容範囲を大きく超える量のアルコール類を摂取(のん)でいたので、危険水域におちいっていました。

慶彦は、まっすぐに歩くことが困難になるまでのんでいたので、すずねはものすごく泣きそうな声で慶彦に呼びかけていました。
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