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累(かさね)
第1章 累(かさね)
「慶彦、これで分かったやろ…お前の職場の上司の頭がいかれてパッパラパーになっていると言うことが…どうなんや?」

慶彦は『ええ…その通りでした…』と気乗りしない声で義久に言いました。

義久はニコニコ顔で慶彦にこう言いました。

「慶彦、4月1日からの仕事についてはワシがどうにかしてやるから…西条新居浜でも慶彦のことを必要としてくださる事業所はくさるほどあるんや…地元の事業所は人手不足だから慶彦のことを必要だと言う事業所はたくさんあるのだよ。」
「ほんとうでしょうか?」
「ああほんとうや…高卒以上で元気な身体が仕事の資格や…元気な身体だけがあればどこの事業所でも雇うてもらえるんだよ。」
「ほんとうでしょうか?」

慶彦がものすごく不安な表情になっていたので、しげよは過度にやさしい声で慶彦に言いました。

「慶彦、おじさんとおばさんは慶彦が再就職できるようにするためのいい知恵を持っているからなーんの心配もしなくてもいいわよ。」
「慶彦、心配するな…あとはおじさんとおばさんに任せておけ…慶彦が再就職できるようにしてあげるから…もういいだろう…ああ、おなかがすいたな…」
「そうね…それじゃあ晩ごはんを食べましょう。」

このあと、かずみの手作りの料理で晩ごはんを摂ることになりました。

義久夫婦は慶彦の再就職を世話すると慶彦に言いましたが、慶彦自身は義久夫婦の言葉にはウソがあると思っていました。

職場と義久夫婦との板挟みに遭ってしまった慶彦は、どうすることもできずにズルズルとアリジゴクに引きずられて抜け出せなくなってしまいました。

そうしたことが原因で、慶彦はいとこたちからのきついイジメを受けてしまうのでありました。

このあと、破滅級の恐ろしい事件が慶彦一家が建てた新築の家の近辺で発生してしまうのでありました。
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