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第2章 不法侵入家族（よそもん）

11月14日に発生した事件のことについては、ナイフを持っていた男の家族が責任を取る形で被害を受けた業者さんと和解をすること言いましたので、被害を受けた業者さんは相手方のご家族の気持ちをくみ取りましてケーサツに被害届と告発状を出さないと言うことで（いいかげんな形で）合意をしました。

新築の家は１日だけ工事が停止しましたが、その後はいつも通りに工事が進みまして2019年１月頃に完成しました。

問題の土地は、慶彦一家が暮らす予定であった新築の家が建っていた土地の向かい側にあります金物屋の倉庫から山よりへ３軒先、小学校の通用門から山よりへ４軒先にある優先道路一時停止の交差点にあります土地で、もとはタオルの染色工場の経営者が所有していた土地でありました。

2018年夏ごろにもとの所有者が不動産会社に土地を売りましてさらちになったあと、11月頃に建築が始まりまして建築が進んでいました。

しかし、年明け早々になって２ちゃんねる（カキコサイト）のスレッドに問題の新築の家の家族をヒボウチュウショウする書き込みがあった他、もとの所有者がインチキ不動産会社のサギに引っかかったのでバカ呼ばわりする書き込みが目立つようになったことから、住民のみなさまのケネンが増幅してしまったのでありました。

そして、住民のケネンが増幅している中で新築の家に新しい家族が引っ越しをしてきました。

この章のドラマは、問題の新築の家に引っ越しをしてきたわけがありすぎる家族に起こった恐ろしい悲劇であることをしるしておく…