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第2章 不法侵入家族（よそもん）

ところ変わりまして、喜田村の産業道路沿いにありますダイキ（ホームセンター）にて…

ダイキでパートして働いているかずみは、レジ打ちの仕事で悪戦苦闘をしていました。

かずみがレジ打ち対応をしているレジには、30人の長蛇の列が並んでいました。

周囲のレジが開設されていませんでしたので、『レジ開設お願いします』の館内放送がひっきりなしに伝えられていました。

それなのに、店内の従業員さんたちはスマホを出してオンラインゲームに夢中になるかおしゃべりに夢中になっていてなまけていたので、かずみとレジで順番待ちをしているお客さまたちがものすごくイラついていました。

「ああああ!!お風呂の栓を買って来てとたのまれていたのを忘れていた!!すみません!!」

この時にレジの前の列にいましたオバハンが買い忘れを思い出してしまったので、アタフタとした様子で売り場へ引き返して行きました。

「コラ!!オバハンまたんかい!!」
「おれたち急いでいるのだぞ!!」
「他にレジ打ちできる従業員はおらんのか!!」

ああああああああ…

どうしょう…

他にレジ打ちできる人いてへんのかしら…

かずみは、一人でタイショすることができずにオタオタオタオタとおたついていました。

そこへ女性従業員さんがものすごくおたついた表情でかずみのもとにやってきたのでありました。