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Minerva 〜闇の社交場で生贄となった少女〜
第2章 〜私の過去、私が本当の私に気づいたのは....〜
夢の中の優しい誰かは、全て私に指示をしてくれます。

指示してもらうこと、それに従うことが、夢の中では快感に変わっていきました。

つらい記憶を、なんとかうち消そうとした身体の作用だったのかもしれません。

人の上に立つこと、全てのことにおいてトップを目指すことを是にして生きていた私でした。

でも、心の中では、全てをまかせて、導いてくれる人を求めていました。

本当の私。

私は誰よりも私に命令し、指示し、従わせてくれる存在を求めていました。

でも、現実にそんな人が現れることはありませんでした。

夢の中の優しい人は、私に命令します。

やがて、私は夢の中だけではなく、空想で優しい人を思いました。

私が通った小学校は、お嬢様が多い学校でしたが、お嬢様にもいろいろいます。

中には、かなりおませな女の子もいました。

だから、性的な知識は、いろいろと伝え聞いたりしてたんです。
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