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郁美の真実 parallel story
第13章 〜偽りの平穏の破壊へ〜
[まあ....そう言われるとそうなのかもしれませんが....]

[あとは郁美さんの両親です。郁美さんがひた隠しにしてたとしても親失格ですよ。理由はいろいろあったでしょうけど、結局大事な娘を放置して他人まかせにした結果だ。いくら大事にしてたってこれじゃ親の義務が果たせてない。]

[お母さんの方の体調を考えてあげたとしても、父親の方は真実を知るべきでしょう。自分の兄貴が大事な娘に性的虐待加えてたんだから....]

[最後のひとりはボ〜ッとしてる旦那です。]
(私自身に腹が立っているのは本当だ)

[....SEさん....だいぶ怒ってますね....]

[怒ってます!そんで、頭のいいKAZUさんのことだ。ヤバイな〜って思ってるでしょ?]

[例えば、「コイツは郁美がどこの誰だか知ってる。このまま放置して暴走すれば親族に勝手に話をぶちまけることもできるし、やりかねない」ってね。]

しばらく返信はなかった。
30分ぐらい経っただろうか。
Uから返信があった。

[SEさん、相変わらずコワイですねwww図星の部分もありますwwwそれとは別に興味がある部分もあります。よかったら一回会って話しませんか?]

こちらから切り出そうと思っていたが、Uから乗ってきた。

確かに現状の不安を和らげるには、もはや私と会う以外に手立てがないだろう。

さすがUだ。話が早い。

[いいですね。私もそう思ってました。いつがいいですか?]

[確かSEさんは住んでるとこ近いですよね?明後日の19:00に△△駅前の居酒屋なんてどうですか?]

[オッケーです!多分私と直で話をしてもらえれば、いろいろと心境かわりますよ。]

[コワイなwwwでも、楽しみにしてますよ。]

終局に向け、いよいよUと対面することにした。
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