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郁美の真実 parallel story
第14章 〜Uとの対面〜
「私が結婚以来、早紀と度々顔を合わせてるうちに感じたことですが、早紀の心の奥底には、郁美に対する強烈な対抗心がありますね。」

「早紀はどっちかというとハッキリした目鼻立ちで、スタイルもいい。まあ、美人ですよ。」

「おまけに頭脳も明晰で、才色兼備といったところだ。」

「ところが....なんだろうな、子供の頃から郁美と比較されますよね。」

「盆や正月の親類の集まりで話を聞いてると、勉強にしろ、ピアノやバレエにしろ、早紀は郁美に少しずつ能力が及ばなかったようです。」

「しかし、早紀もかなり賢かったんだろ?」

「そうですね。郁美と大して差はないと思いますよ。」

「しかし、郁美の人懐っこい性格が親戚受けしてたんでしょうね。今も昔も親族でチヤホヤされるのは郁美のようです。」

「酒に酔った早紀と話をすると、会話の端々に悔しそうなこと言うんですよ。あの女は本来、自分が中心にいないと満足できないような性格です。」

「郁美はポーっとしてるから、早紀の計算高いところとかはピンと来てないでしょうけどね。」
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