パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 〜恋人〜

私は矢継ぎ早にいろいろ話し始めた早紀に再びキスをした。

「わかりました。」

「えっ？」

「なります！恋人！」
「僕も早紀さんのこと好きです。」

早紀はふーっと息を吐きながら私の胸に顔をうずめた。

「....嬉しい。よろしくおねがいします。」

「はい、よろしくおねがいします。」

「....ガバっ てきたから、そのまま押し倒されちゃうかと思った♡」

「ん？そういうもんですか？」

「今までお付き合いした人たちは、そういうのばっかりだったよ。あなたは違うんだね。」

「それに、キスがやさしくてとろけそう。」

「そうですか？ほかの人がチューチューしすぎなんですよ。」

「あはははっ、あなたといると楽しいっ！」

「ずっとくっついてたいわ。」

またひとしきりキスをしたあと、早紀が私の手を取って胸に当てた。

「ね、どう？」

「え！?....どうって言われても....柔らかいです....ん？」

「あれ？早紀さんブラジャーは？？？」

「うふふっ、さっきはずしちゃった。」

「気づいてなかった？」


「ぜんぜん。」

「なんとか私の恋人になってもらおうと、セクシー作戦だったのにぃ。」

「ま、恋人になったんだし、いいじゃないですか。」

この後、私は早紀を抱いた。

早紀の身体は素晴らしかった。

こちらもかなり真剣に早紀を愛した。

早紀は特に心の状態が身体に出やすい体質らしく、何度も性的絶頂に達している様子だった。

早紀とこういう関係になる想定もあるにはあったが、私の計算に狂いが生じてしまった。

私は郁美のために早紀を憎むことはできなくなってしまっていた