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郁美の真実 parallel story
第23章 〜覚醒のはじまり〜
ゆっくりではあるが、10分ほどが経過したころ、郁美は頭の中に、なにか暖かいものが広がるのを感じると、それ以降、義彦から与えられる痛みが快感に変わっていった。

郁美の声が変わると、義彦はニヤニヤと笑いながらスパンキングを続けた。

そして郁美にささやく。

「いいよ郁美....いい声だ....気持ちよくなってるんだね....」

郁美にすでにまともな思考能力などは残されていない。

郁美はうなずいた。

「いい子だ....ちゃんと声に出してお願いしてごらん....」

「も....っと....」

「んん〜?なんだい?」

「もっと....もっとおねがい....します....ご主人さま....」

「ようし....いい子だ いやらしい子だね....昔から郁美はこれが大好きだ」

「どれ」

義彦はスパンキングの手を止め、郁美のワレメへと指を這わせた。

「はんっ....」

思わず体をビクッとさせて声を出す郁美。

義彦が指を動かすと、郁美の秘部はクチュクチュと音を立てた。

義彦が秘部から指を取り出すと、そこにはたっぷりの透明の粘液が絡みついた。

「かわいい子だ.... よし....お仕置きはこれでいいだろう....よくがんばったね」

義彦が郁美を抱きしめると、郁美の瞼には涙があふれた。

また郁美の頭の中に暖かい感覚が広がる。

義彦は郁美を抱き上げるとソファまで連れて行き、ぐったりとした郁美に様々な拘束具を装着し始めた。

郁美は、はぁはぁと肩で息をしながら、虚ろな表情で、ただ、されるがままに義彦に身体をあずけていた。
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