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郁美の真実 parallel story
第28章 〜迷走する郁美〜
場面は駅前のコーヒーショップへと戻る。

あの日のことを思い出す郁美。

義彦が来月この街に帰ってくる。

物理的に居場所が離れていたことによって年に一、二度、義彦に身体を許せば、何事もなかったかのように過ごせてきた。

来月からはそうはいかないのだ。

これまで、義彦に身体をもてあそばれるときは、いわばレイプされるといった感じであった。

それが、あの日、長時間監禁状態に置かれての、これまでにない狂気に満ちた義彦の行為の数々。

これからあの倒錯の世界が常態化するのか....

郁美は大きな不安と恐怖に、大好きなラテを楽しむことができなかった。

郁美の波打つ心境と、ラテの優しい味がチグハグで、全く喉を通らない。

波打つ心境....

ラテが郁美の喉を通らないのは、不安と恐怖からだけではない....

郁美は、あの日のことを詳細に思い出すほど体温が上がっていた。
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