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郁美の真実 parallel story
第30章 〜早紀の告白〜
「これはね、そこの部屋の写真のパネルで、光ってるところが空いてる部屋で、ボタンを押して部屋に行ったらいいんです」

「....」

「どこがいいですか?」

「どこでもいいわっ」

そう言うと早紀は特に選ぶでもなくボタンを押した。

早紀は少し機嫌悪そうにしている。

部屋に入ってから早紀を後ろからそっと抱きしめて機嫌をとることにした。

「早紀さん、どうしました?」

早紀は何も言わずに私のほうに向き直ると、抱きついてキスをした。

「ううん....いいの」

「そうだ!一緒にお風呂入りましょ!」

そう言うとさっさと服を脱ぎ始め、さらに私のネクタイを抜き取る。

「あああ、脱ぎます、脱ぎます」

すっかり早紀のペースでことが進む。

早紀とともにシャワーを浴びるのだが、まともに身体を洗うでもなく、早紀が絡みついてキスを求める。

油断すると、いつまでもその状態に酔って時間が経ってしまうのは明らかだった。

私は頃合いをみて切り出す。

「早紀さん、これ以上ここにいるとのぼせますよ」

「....仕方ないなぁ〜...」

風呂から上がると、早紀の機嫌は直っているようだった。

あまり着たことがないのか、ホテルの安っぽい浴衣を着てはしゃいでいる。

「ねえ、柔道の達人さん。私を無理矢理襲ってみてもいいわよ!」

「....素人のうら若き乙女に乱暴な技は使えません....」

「あら、達人なのに?」

「まあ、乱暴にしなくてもすぐに動けなくすることはできますけどね〜」

「あ、言ったわね。全力で抵抗するから!」

(おもしろい....ちょっとギャフンと言わせてやろう。「ギャフン」とは言わないだろうが....)

「じゃあ、エレガントに襲わせていただきます」

私は、ゆっくりと近づくと、バタバタと手を突っ張ってきゃーきゃーとはしゃいでいる早紀の浴衣の袖を取り後ろに腕を回して抱き上げ、ベッドへと運んだ。

「いや〜!♡本気出すからね!」

私は無言でスムーズに早紀の足の動きを封じると、早紀の上にまたがり、あっという間にマウントポジションに到達した。

「さて、おっぱいを見せてもらいますよ〜」

「いやっ♡そんな言い方したら恥ずかしい!」

そう言うと早紀は本気で手をつっぱり始めた。

私もなぜか本気を出したくなってしまった。
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