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あらがわない夜を、あなたと
第2章 ずっと怠惰な夜だった
相手をはるかにしのぐ性欲は、あいかわらず自慰行為で解消していた。
経験はないながらも、知識は潤沢で、妄想のには事欠かなかった。

ぎちぎちに四肢を拘束されたうえで、首輪から伸びるリードで曳かれたい。青虫のようにもぞもぞとしていたい。もちろん視界は奪われているし、言葉はボールギャクで奪われている。丸出しのお尻を、乗馬鞭で激しく何度も叩かれたい、頬をぶたれたい、髪の毛を引っ張られたい。その中で、あなたの目を見るように、指示されたい。
あっ--。

夜中、一人暮らしのアパートで、こんな妄想をしながら、毎晩のように自慰行為に及んだ。
翌日にはまた求められるであろう、手順通りの清く正しい性行為のことをしばし忘れるために。

「歯を食いしばって」

格の声でみなみはわれに返った。

もしかして、頬をぶつのかな。
否、頬をぶってくれるのかな。


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