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変態奴隷……中村もも
第1章 ネグレクトとおじさん
遠い記憶……
幼稚園の頃、一番幸せだった。
パパの顔、あまり覚えてない。
でも、みんなでご飯食べたり、
動物園に行ったり
誕生日にプレゼントもらったり
ママも沢山笑ってた……
今思えば、私にとって人間らしい
生活はこの頃までだった……
そのうち、幼稚園のお迎えにママが
来なくなったり、スーツを来たパパが
走って来たりするようになった。
そしてある日、パパと動物園に二人で
行った。
『パパ、遠くに仕事に行く事になったんだ。
ももの事心配だけど、ママちゃんとするって
言ったから、もも……ママのお手伝いして
いい子にするんだよ……』
『うん……』
それが、パパと最後の記憶……
それから、ママと狭いワンルームの
マンションに引っ越した。