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変態奴隷……中村もも
第1章 ネグレクトとおじさん
ワンルームの部屋は
ベッド、テーブル、テレビ
それぐらいだった……
キッチンはあったけど、いつからか
ママは何もしなくなった。
ほとんどカップラーメン。
良くてお弁当だった……
冷蔵庫にはママのビールしか
入ってなかった。
最初このマンションに来た時は
ママ頑張るから……って言っていたけれど、
どんな仕事していたんだろう……
多分、夜のお仕事だと思う。
『もも、これでご飯食べて。しばらく
帰って来れないから……』
私は、3千円をもらった……
こんな事はよくある事だった……
しばらく……一週間なのか二週間なのか
もっとなのか……わからなかった。
いつも、ママは突然帰ってきて、
『もも……ごめんね』って
泣いて私を抱っこして……また、少しすると
いなくなったりした。