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変態奴隷……中村もも
第9章 私の未来
『ありがとうございます。私の事
考えてくれて』
『考えるのは当然だろ。自分の奴隷
なんだから。他にお前みたいな奴の
事、考える人間なんか居ないぞ』
『はい……』
ひどいこと言われてるのかもしれないのに
キュンとする……
私も英二様の事だけ考えて
暮らしていきたい……
コテージについて、あの日を
思い出した。
『あの日……どう思った?』
『何が起きているかわからなくて、
理解できなくて』
『僕は、複雑だったよ。目の前にいる
のは、本当にももなのかなって、
後戻りできないって思ったんだ。
自分で健介に頼んでおいて、信じたくない
気持ちもあったけど、ももの全てを
受け入れるって決めていたから』
そんな話しをしてくれて、チャイムが
鳴った……
30代位の普通の夫婦に見えた……