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変態奴隷……中村もも
第9章 私の未来
首輪もされない……
なんだか、寂しいのか。
この空間をどう過ごしたら
いいのかわからないでいた。
『首輪してもらえませんか?』
『今はしなくてもいいだろ』
『私……どうしていたらいいのか
わからなくて』
『夜中出かけるんたから、睡眠でも
とってればいい。調教するのは家に
帰ってからだ。今は自由にしていなさい』
『はい…』
少し安心した。でも自由にしていなさい
っていうのはとても難しい。
とりあえず、目を閉じて黙っていた。
深夜1時……とある公園の駐車場に
車が停まった。
何台か車はあったけど、
人は乗っていない。
『降りるぞ』
『はい』
私は慌てて英二様の後ろをついて
歩いた。大きめの公園なのか……
散歩道みたいになっていた。