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変態奴隷……中村もも
第10章 躾
顔をあげると、英二様が
立って見ていた。
『今日はお世話になりました』
『楽しかったわ』
『また、いつでも姉に連絡ください』
英二様に引きずられて、お姉さんの
家を出た。
やっと帰れる……
酷い扱いされるなら
英二様にされる方がずっといい。
家に戻ると、檻がリビングに
あった。私は変な気持ち。
悲しくはないし、嬉しい?
不思議な気持ち。
私の居場所を作ってくれた……
『檻に入りたいか?そこに入った
想像してみろ』
『監禁されて、もっと厳しい躾が
待っています。でも、私の居場所だと
思います』
『もっと厳しくされたいって事か?』
『はい』
英二様が檻を開けて、
何を言われる訳でもなく、
自然と私は檻の中に入った。