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変態奴隷……中村もも
第11章 公衆便所
少しウトウトしたかもしれない。
朝になっていた。
『鼻フックはずして、少し
寝ていいぞ』
『ありがとうございます』
毛布にくるまって、眠った。
起きると英二様は居ない
感じだった。
あぁ、檻の中だったんだ。
初めて、頭の中を整理したかもしれない。
結婚式からの出来事。
色々な人間様に使ってもらうとか
言われていた気がする。
そして、英二様には使うつもりは
ないと言われていたと思う。
私はなんの為にここに居るんだろう。
鍵が開く音がする。そして足音……
『シャワー入って綺麗にしてこい。
毛は綺麗に剃ってくるんだ』
『はい』
カミソリを渡された。ここに来た時に
英二様に足で洗ってもらったことを
思い出していた。
凄く遠い昔の様な気がする。