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第11章 公衆便所

少しすると、英二様が戻ってきてくれた。
私の身体を優しく洗ってくれた。

言葉はないけど、抱きしめてくれて
頭を撫でられた。

何かわからないけど、胸が熱くなって
二人にしかわからないけど
通じあった気がした。


この時、奴隷でも公衆便所でも
何でもいいと思った……

命令されてる間は私を必要として
くれているんだから……