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変態奴隷……中村もも
第7章 ご主人様と婚約者
『彼氏とは何時に待ち合わせ?』
『終わったら連絡くれるって』
『その彼氏とはセックスは?』
『一度だけしたんだけど、それ以来
してません』
『バッグ見せて』
『えっ……』
ご主人様は私のバッグを開けて
パンツを取り出した。
『これ、没収ね。絶対
持って来てると思ったんだよね』
『そんな。彼に見られたら』
『それは自分で考えるんだよ。彼と
いても僕の奴隷なのは忘れないでね』
ご主人様は私の顔を押さえて
『返事は?』
『はい』
この日から、私はどちらを優先したら
いいのかわからなくなっていく。
私は彼との待ち合わせ場所へ
向かいながら、もし、パンツを
履いてないのがバレたら
なんて言えばいいのか考えて
いたけど思いつかなかった。