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置き薬屋と人妻。
第2章 ときめき
 ピンポン――
 午前十時七分。朝の掃除と洗濯が終わったころ、インターフォンが鳴った。
 望結はキッチンの扉の横にあるモニター画面のボタンを押す。小さな液晶がスーツを着た落ち着いた感じの若い男を映し出した。その男は制服の様子から見ても宅配便や郵便局の関係者ではなさそうだった。
 ――押し売り? ああ、ヤダな……。
 恐る恐る通話ボタンを押す。
「はい……」
 望結は以前、押し売りに高額な商品を売りつけられて、大変な目にあった経験があった。
 ――変なもの押し付けられたら断らなきゃ。要りません、って……。
「あ、すみません……い、いや……お忙しいところすみません……置き薬の点検で……」
 望結は、数ヶ月前に置き薬屋の男性に「置くだけでよいから」と頼まれた薬箱があったのを思い出した。冷蔵庫の上に置いた薬箱がある。
「じゃあ、入って下さいね。今、玄関開けますから……」
 望結は玄関の鍵を回した。
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