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第8章 失望

それから真穂と定食を食べ
真穂のリクエストで
エクボの俺と
左腕に付けたミサンガを写真におさめ
仕事へと戻った


それからの俺は
もちろん上機嫌

何度も何度も
左腕を見ては顔をニヤつかせ
そして
そのミサンガに願い事をした


願い事は
言ってしまったら
願いが叶わないような気がするから
誰にも言えないけど。


あ、それと
さっちゃんには
ちゃんとお手紙の返事を書いて
真穂に渡しておいた


なんだか今日は
久しぶりに真穂と話しができたし
キスはできなかったけど
二人きりになれたし
サプライズなプレゼントももらえたし！
ずっと孤独感と敗北感で落ち込んでた俺は
久しぶりに
いい夢見れそうじゃん！！
と浮かれていた


そう

夜に
真穂から連絡をもらうまでは