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舞い降りた天使
第10章 犯行
「…恥ずかしい…」
俺に匂いを嗅がれて恥ずかしいのか
シャワーを浴びさせてもらえないことが恥ずかしいのかは
俺には分からなかった
これからもっと
恥ずかしいことするのに
そう思いながら
真穂の胸を
ワンピースの上からやんわりと
包み込むと
真穂は
言葉にならない声で
今度は俺を笑わせた
「ほんと、あの…
ごめんね
がっかりするから
だから
あの…」
「クスッ(笑)
何言ってんだよ」
「だって、あっ」
膝を曲げて俺の足を
真穂の太ももの奥に近づけると
真穂は慌てて
ワンピースの裾を抑えた
「何?
後悔してる?」
「……そうじゃなくて」
「じゃなくて?」
「ただほんとに
自信なくて」
「年上だってこと気にしてんの?」
「…うん」
「そーゆーとこがたまんない。
年上最高」
「あっ」
俺は
ワンピースの裾を持つ真穂の手をどかせて
また尻を触り
そしてストッキングの中に手を入れようとすると
真穂が俺の手をつかんだ
「た、巧くん」
その顔は
本当に恥ずかしそうで
焦ってて
いじめたくなる
「ん?」
「明るくて恥ずかしい」
まぁ
暗くしてって
いつか言われると思ってたけどな
「まだ脱いでないのに?」
「うん」
「脱いでないから見えてないけど?」
「でも…」
「しょうがないなぁ」
そう言うと
真穂は
ホッとした顔をみせた
「じゃあ暗くしたら
すぐに脱がすから」
「あ、えっ」