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舞い降りた天使
第2章 パッションフラワー


said 徳永


えっ…ランチ?

どうしよう

ランチなんて
行ってもいいのかな


栗原くんは同僚で
乙女な雰囲気はあるものの
ちゃんとした男性

2人きりで出かけることに
やっぱり後ろめたさを感じて
私はすぐに返信することができないでいた



すると
それを察したのか
栗原くんから
またメールが届いた


『じゃ、俺、
明日昼から出勤なんで
二人分のランチ買って行きます。
12時に休憩室で待ってます。

じゃ、おやすみなさい』


えっ…
どうしよう

どうしよう
どうしよう

これってもう決定なの?


私が携帯を握りしめて困ってると
お風呂から上がったパパが
誰かと電話で話している声が漏れ聞こえてきた


「あー今日は美味かったし楽しかったなー。
かまへんかまへん。
俺が何時に帰っても
関係ないねん…」


……楽しかった?

か、関係…ない


仕事で疲れて帰って来たんじゃなかったの?

私は
話を聞いてもらいたくて
桜もパパに会いたくて
待ってたのに

関係ないなんて…


その会話を聞いた私は
携帯を手放し
暗闇の中で眠っている桜を
優しくそっと抱きしめた


ごめんね






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