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舞い降りた天使
第2章 パッションフラワー

それから桜に添い寝をして
私は栗原くんに返信をしないまま
目を閉じた


……虚しいって

こういう気持ちなのかな


なんだか
ぽっかりと心に穴が開いたみたい


なぜだか私は
泣くことも怒ることもなく
ただしばらく
暗闇を見つめていた


腹が立つとか
悲しいとか
そういう感情

どこいっちゃったんだろ…



あ…

栗原くん
もう寝たかな…


返信してないこと
怒ってるかな…


返信してないから
明日の12時に
休憩室に行っても
栗原くん来てないかもしれない


もう
メールもしてもらえないかも…


えっ…

それは嫌


どうしよう


そんなことになったら








寂しい



その感情に気づいたけど
返信のタイミングを逃してしまった私は
栗原くんにメールを送ることができないまま朝を迎えていた


ほとんど

眠ることができないままで

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