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舞い降りた天使
第5章 嫉妬
電話を切ると
俺は携帯を握りしめたまま
ベットに寝転がり
目を閉じた
あぁ…たまらなく会いたい
こんな気持ちは
久しぶりだった
恥ずかしがる
徳永さんに会いたい
年上だからと
頑張る徳永さんに
さっちゃんのことになると
すごく自信をなくす徳永さんに…
会いたい
真穂…
そう言って
抱きしめて
くすぐるような
キスがしたい
あぁ…
俺の脳裏を
してはいけない行為ばかりが
駆け巡る
そう
してはいけない
してはいけないから
せめて
…俺だけ
俺は
ソファで抱きしめた
徳永さんの感触を思い出し
そして
俺を上目遣いで見つめる
徳永さんの
あの瞳を思い出しながら
やや熱くなってる下半身に手を伸ばした