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最後の恋に花束を
第6章 大学一年の冬

私の身体を撫でる彼の手が、私のパジャマの前ボタンを一つずつ外していく。それに合わせて彼の口付けも、私の胸元へと下がっていく。
「 … んっ、恥ずかし… 」
ボタンが全て外される頃、彼は口付けを止め私の姿を確認するように、少し色っぽい表情をして見下ろしていた。
『 こっちも… 外すよ?』
その言葉に小さく頷く。彼の腕が私の背中へとまわったかと思うと、パチッとブラジャーのホックが外される。
『 可奈の身体 … 見せて 』
そう彼は呟き、私のブラジャーとパジャマを優しく剥ぎ取る。気付けば布団も剥がれ、私の身体は暖かなルームライトに照らされていた。
「 … 恥ずかしい 」
『 ダメ… 見せて 』
思わず手で胸を隠そうとすると、腕を掴まれ顔の横へと押さえつけられる。恥ずかしさからか、私の身体は更に熱を帯びていく。
彼は私の体に跨るように、私を見下ろす。
優しく… いやらしい目付きで。
" 綺麗だよ " と小さく呟くと、私の胸の膨らみにチュッと口付けを落とした。片手で私の胸へと触れる。その瞬間に私の身体は小さく跳ねた。焦らすかのように乳首に触れる事はなく、その周りに口付けを何度も落とす。そして蕾に… チュッと吸い付いた。
" アッ… " と声を漏らすと吸い付いたままの彼の視線が私の視線と交わった。少しだけ笑みを漏らした彼は、舌先でコロコロと蕾を転がす。胸に触れていた右手は気が付けば私の腰を撫でている。その右手はスルリと下着の中へと侵入した。
「 ひゃっ… だっ… だめ 」
思わず声をあげる。その瞬間、侵入してきた彼の指先がヌルリと秘部に触れた。もう充分なほどに、蜜で溢れているのは自分自身でも分かっていた…

