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最後の恋に花束を
第6章 大学一年の冬

『 え… やば… 』
彼の指がヌルリと滑った瞬間、私の顔を見上げる。少し驚いた彼の表情はすぐに悪戯な笑みを浮かべた。
『 …どうしたのコレ 』
そう言って指先を滑らせる。自分の指を秘部に擦り付けながら、溢れ出る蜜を塗りたくるように。そして指先は、熱を帯び腫れ上がった蕾をクニッと摘んだ。
「 やっ… ぁアッ 」
その刺激に身体は反り返り、ビクビクと震える。薄っすらとまぶたの隙間から見える遙の表情は…ー
『 ふっ… 可愛い… 』
そう笑みを零している。少しだけ息が上がっているようにも見える。彼の指先は秘部を撫で、膣への道を確認するかのようにゆっくりと…ゆっくりと膣内へと指を進めた。
『 … 嫌だったら辞めるから 』
「 あっ… ァアッ 」
優しい言葉と共に、クププッ… と指先が侵入してくる。その感覚に身体が痺れ、私は遙の服をキュッと握った。
『 … 痛い? 大丈夫? 』
「 だいじょ… ぅあッ… 」
彼の指が根元までズッポリと突き刺さる感覚がした。反射的に少しだけ腰が浮く。彼は私の様子を伺いながら、その指を出し入れする。
「 ァッ… アッ きもちっ… 」
『 気持ちいい? …ホント? 』
私の言葉を聞いた彼は、私に顔を寄せチュッと口づけを落とす。そしてゆっくりと出し入れしていた指を引き抜くと、手早く私の下着とパジャマを脱がせた。
『 ねぇ… もっと気持ちよくなってよ… 』
私の耳元で彼はそう囁く。そして首筋へ口付ける。
露わになった私の身体を少し見つめ、私と視線を絡める。
彼の綺麗な真っ直ぐな瞳と視線が絡み、再び彼の指が私の膣内へとグッと侵入する…ー
「 んっ… ヴッ 」
奥深くまで彼の指を感じ、声が漏れた。おもわず瞑りかけた瞼を、必死にこじ開けて彼の表情を見る。彼は色っぽく、少しだけ口を開けて私を見つめる。その瞬間…
「 ンァァッ … ぁアッ アア゛ッ… 」
彼の指が。私の奥深くで動き始める。
指先が、私の イイトコロ を真っ直ぐに刺激する。まるでココが " イイ " のを初めから知っているように。
次第に激しくなる刺激に、私の腰は浮き、視界は歪み…喉の奥から喘ぎ声が溢れ出ていった…ー

